将来に起こる偶然な出来事を正確に言い当てることは出来ない。であるなら、先ずは起こりうるリスク発生の確率や被害規模等の情報を入手して理解する必要がある。サイコロを振ると1から6までのそれぞれ目の出る確率は、サイコロを振る回数が増えるほど1/6に限りなく近づく。このように一見すると偶然に思える出来事も、大量の観察によって理論上の確率1/6(16.7%)を導き出す「大数の法則」という統計学。この考えを利用すれば1年間の死亡率、火災による建物焼失率などを把握することも可能になる。そしてこの確率・統計を応用した制度が保険である。それぞれの生活や事業活動を行う上で抱えているリスクをイメージしながら、あなた自身の不安要素を明確にする。あなたにはあなたの回避したいリスクが存在する。これを明確にするのが保険相談の目的であり、保険を検討する第一歩となる。
損害の原因となる不安要素は無限に存在する。いざ損害が発生すれば、巻き込まれた人たちの権利(思惑)や法的規制が複雑に絡み合う為、損害発生後の展開を予測するのは難しい。刑事事件や民事賠償に発展する、行政処分が下される、直接的な損害、間接的な損害の発生など、想定される当事者の対応は多岐にわたる。そこで損害に対する不安要素を事前に想定し、一緒に考えて損害発生後の救済策を講じるのが保険ショップの役割。以下に不安要素の一部を紹介しています。保険加入を検討する前に自分にとっての不安をしっかり考えてみましょう。その結果、回避したいリスクが存在しないと判断された方には、保険の加入はお勧め致しません。
死亡・介護・老後への不安
予期していない世帯主の死亡により、残された人が必要とする経済的負担に対してどのような準備を必要とするの? 人口減少、少子高齢化が社会保障の財源を圧迫しても老後の年金資源は大丈夫? 核家族化の現代で介護する側・される側の現実的な解決策は?
自動車運転への不安
自動車を所有・使用・管理する上で発生するさまざまな事故や損害。他人の身体・財物へ及ぼす損害、運転者・同乗者への補償、自分の車が破損する可能性の損害。第三者へ損害を与えた場合の損害範囲、損害賠償金額が確定するまでの示談交渉を考える。
火災・地震・自然災害への不安
建物や動産に対しては火災だけでなく、台風・大雨による水災などの自然災害によって被る経済的損害も考える。日本は4つのプレート上にあり、110の活火山、約2,000の活断層があると言われています。世界有数の地震大国日本に存在するリスクを検討する。
ケガ・病気への不安
事故による受傷、病気を発症した際にどんな公的保障が用意されているかを知っておこう。それぞれ置かれた環境や発生した状況によって、社会保険、健康保険、労働保険などが適用される。現時点の日本では先ず社会保障も含めて考えることが大切だと思う。
事業(会社)運営への不安
事業運営には避けられない数多くのリスクが存在する。事業を継続して行くためには財務上及び運営上のリスク要因について定期的な見直しが必要不可欠。法的規制、他社競争、経済状況、事故、不祥事、民事賠償責任などの総合的なリスク管理は理解が難しい。
経営者への不安
経営の最高責任者である経営者が担う重責は他人には理解してもらえず、経営者は常に孤独を感じています。中小企業では経営者が事業を支えている割合が高く、他に代わりがいない存在。精神面だけでなく健康問題や借入対策など経営者が抱える不安は多い。
保険のセールス担当者から一方的に提案された。繰り返し強引に勧誘された。保険の内容が難しくて理解出来ない。何の保険に加入しているのかを把握していない。本当に保険金は支払われるのか不安。保険金を請求する方法が解らない、等々。保険に対してこのような思いを抱いている人はとても多い。難解で複雑な保険の仕組みが保険加入者の不満(不安)要因となっているのは事実ですが、セールス手法の強引さやセールス担当者の不誠実さが要因となっているところも大きいのでは?と感じている。権利社会の現代においては社会に組み込まれている保険を排除することは難しい。あらゆる社会活動には法的規制が関与し、責任問題が発生し、信用の担保としての経済的補償機能を担っているからだ。それだけでなく事業や個人の資産・財産保護を目的としても保険の活用は有効。事業においては取引の条件として、経済的損失の補填としても幅広く活用されている。だからといって、みんなが保険に加入しているから、自ら考えて必要性を検討するのは面倒だからなど、根拠の低い理由で保険加入の是非を判断するのは止めた方が良いと思う。世に溢れている誤った情報を排除して、信頼のおける正しい情報を見極めたい。自分に出来る範囲内の努力をすることで、最低限の必要な知識と判断力は磨かれ、保険リテラシーは高められると考えている。どんな保険にもメリットとデメリットがあり、完全で理想的な保険は存在しないから、慎重に保険を見直し、納得出来る範囲で保険を選んでみよう。
保険の見直し、新規の加入など、お問い合わせ・ご相談も承ります。加入希望者をサポートするのも「ムサネットくんの保険ショップ」の役割。当ホームページだけでなく、LINE@、Facebookページからもムサネットくんの保険ショップへのアクセスは可能です。保険加入の契約に至るまでの相談・見積りは無料です。法人・個人問わず多くの皆様からのコンタクトをお待ちしております。
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