平成の歴史も本日で終わり。色々な出来事があったけれど、平成の終幕は何とも言えず良い感じ。
仕事などの実務は西暦で統一する方が混乱は起きないけれど、これからも日本の元号制度は残して欲しいと思う。
新元号へ移り変わる歴史の歩みは、同時に自分史の歩みと同じ。どうしても過去を振り返ることで感傷的になり、情緒を刺激する。
時にはのんびりと穏やかに、このような感情に心が満たされるのは素敵かもね。
そんな平成最後にこんな曲を聴いてみるのはいかがですか?大好きなエレファントカシマシが2004年に発売したオリジナルアルバム「風」に集録されたオープニングを飾る「平成理想主義」という大曲。二部構成(ロック+バラード)で、9分16秒という長さを感じさせない感動的な曲になっているんだ。
初めてCDを聴いた日は好きすぎるあまりにリピートして聴き続けていた。メンバーが楽器調整していると、突然に印象的なギターのリフ(繰り返すコード進行)から始まり音源が重なっていく。このカッコいいリフが2分56秒間続き、平成理想主義の壮大なサビに入る。
そして6分38秒から曲調ががらりと変わり、普段と異なる美しい歌声の宮本浩次さんの歌唱に胸が熱くなる。美しいメロディとロマンチックな歌詞が相まって感情が揺さぶられてしまう。歌詞の一部は以下のような感じ。
行こう月の浜辺へ。
夜中 星空の下
歩こうよ二人で…
さらぬだに風を感じ
波の音聞こえる浜辺に
世界で一番大切な君と…
ああ
出かけよう…
ああ
(平成理想主義 「風」エレファントカシマシから引用)
平成最後のタイミングで一番聴いていた本アルバムは「平成理想主義」から始まり「風」という曲で完結する最高の癒し。ラストの「風」という曲は物事に迷いを感じている時、疲れた時、辛い時に私を救ってくれた大切な曲。
ファン以外にはあまり知名度のない曲だけれど宮本浩次さんのソングライターとして才能に惚れ惚れしてしまう。よかったら聴いてみてね、これからも応援するぞ!!エレファントカシマシ。
そして、きっと令和も素敵な出会いがありますように。
ありがとう『平成』、よろしくね『令和』2019.04.30
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